!長文です。ご注意ください!

 

CCさくら、やはり名作です!


一度、読みだすと止めることができない。一種の禁断症状にはまっていってしまうというのでしょうか。でも、好きなマンガ読む時間があるのは最高です。


今回の第5巻、クライマックス間近という雰囲気で、今までに張られてきた伏線をさらに深く彫り込んでいってますね~

 

 

第5巻の1話は本編とはちょっと離れたエピソードになっています。


藤隆お父さんの知り合いの別荘にご招待です。そこで出会ったおじいさんとの楽しいお茶の時間。そして、可愛らしいお洋服も着せてもらいます。


その時、おじいさんが口にした「本当に……あの子によく似ているよ」という言葉。
この意味が明かされるのは1話のラストではあるんですが、読み手にすれば誰なんだろうって気になっちゃいますよね。


先に正体を明かしちゃうと、このおじいさんはさくらちゃんのひいお祖父さん。つまり、撫子さんのお祖父さんなんですよね。藤隆お父さんはこのこと知ってたんでしょうね。

さくらちゃんに「むかしは小さい女の子とおじいちゃんが夏休みごとに避暑にきてたんですよ」と言ってますからね。
このお父さん、ホントになんでもできるスーパーマンなんですよね~


そして、2話からは学芸会のお話。
さくらちゃんのクラスは『眠れる森の美女』の劇をやるんですが、その配役がもう最高!


観月先生の提案でくじ引きで決まったのですが、見事に男女逆転の配役!
いえ、山崎君の悪い魔女はもうはまり役としか言いようがないでしょう。長い付き合いの千春ちゃんも思わず唖然としていましたがね。


その劇のクライマックスシーンで突然、舞台が真っ暗に!
その原因はクロウカードらしいということが分かったまではよかったんです。でも、小狼くんまでその闇に飲まれて、さくらちゃんは一人ぼっち!


そんな中、舞台裏では観月先生とケロちゃんが対峙しています。もっとも、観月先生は悪い人ではないみたいなので安心ですがね。ここで初めてケロちゃんと対になっている存在。『月』のことが出てきましたね~


前にケロちゃんが寝ぼけて言っていた『ユエ』っていうのは中国語での月のこと。こうやって一つずつ伏線が回収されて行ってるんですよね。


この劇中で『光』と『闇』の2枚のカードがさくらちゃんの手に入ります。
そして、この巻で初めて出てきた


「絶体だいじょうぶだよ」
 

さくらちゃんといえば、このセリフという雰囲気ですが、今まで誰かに支えてもらっていた彼女が、今回は一人で立ち向かう。その決意の意味もあるんでしょうね。泣きそうになりながらもぐっとこらえた彼女が大きくなったな~と。


そして、ついにカードがほとんど揃うところまでやってきました。だというのに、ケロちゃんの表情はもう一つ。


その理由は?


「…さくら、『審判』はもうすぐやで」
 

意味深なケロちゃんの言葉と、さくらちゃんたちの周りに突然発生する火!


もう続きが気になって仕方がないじゃないですか~
ということで、近日中に第6巻の感想、書かせていただきます!